2008年04月01日

スポーツの大疑問―考えだすと妙に気になる 著者/エンサイクロネット

昨日の続き

◎内容抜粋
『サッカーのスローインを両手で行うのは、なぜか?』
サッカーの試合で、ボールがタッチラインを割ったときは、スローインで再開されるが、このスローインは、必ず両手で行うことや両足を地面につけて行うこと、さらにその投げ方までルールで細かく制限されている。 しかし、1882年まで、スローインは片手で投げていた。これが、両手で行うこととルール改正されたのは、ある一人の選手のためだった。 ウィリアム・ガンという選手で、彼は野球の原型のクリケットの名選手でもあった。そのため、強肩で、サッカーボールでも、軽く50メートル以上投げることができた。50メートルとは、およそセンターサークルからゴールまでの距離である。そのため、彼のスローインはおそろしい攻撃の武器となっていた。 もちろん当時は、彼だけでなく、他のスポーツと掛け持ちしている選手が多く、強肩の選手が数多くいた。 そこで、スローインの攻撃性を弱めるために、必ず両手で投げるというルールに改正されたのである。 現在でも、両手スローイングでも20メートル近く投げて、「ロングスロー」を売り物にしている選手がいる。(P33・P34)

『野球では左利きのことを「サウスポー」というのはなぜ?』
ゴルフやサッカーでは、左利きの選手を「レフティ」というが、野球では左投手を「サウスポー」という。 サウスポーは southpaw と綴り、直訳すると南(south)の手(paw)。 pawは、犬や猫の掌のことだ。いったいなぜ、左利きが「南の手」なのだろうか? これは野球場の向きと大きな関係がある。野球の規則では、「本塁から投手板を経て二塁に向かう線は、東北東に向かっていることを理想とする」と定めている。すると、投手から見てホームベースは西、三塁方向が北、一塁方向が南、つまりsouthになる。要するに、投げるとき、南の方向から手が出てくるから、southpawというわけだ。 では、なぜ「本塁から二塁に向かう線は東北東」が理想なのだろう? 昔の野球場にはナイター施設はなく、デーゲームが普通だった。試合が長引くと、方向によっては西日が目に入って球が見づらくなる。だからバッターからピッチャーを見たときに西日が目に入らないように、東北東を向いているのが理想というわけだ。 では、ピッチャーは眩しくないのかというと、バックネット裏の観客席が高くなっているため、それが日除けになるという寸法だ。ちなみに、このサウスポーという言葉、シカゴ・ニュースのピーター・ダーンというスポーツ記者が最初に使ったと伝えられている。シカゴ球場は、理想通り、二塁方向が東を向くように作られていた。(P169〜P171)

明日へ続く

posted by 管理人 at 07:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 趣味 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック
宜しければクリックを、人気blogランキングへ
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。