2006年08月10日

県民性がはっきり見える日本地図 売れ筋商品の大研究!篇 著書・現代ふしぎ調査班

◎当ブログ管理人が奨める読みどころ

【清酒:秋田県民が日本一“呑んベエ”になったわけ】
清酒は日本固有の酒。だからこそ「日本酒」といわれているわけだが、日本人がみな日本酒を飲んでいるかというとそうではない。やはり地域差がある。日本酒がよく飲まれているのは東北地方と中部地方の日本海側。昔から「清酒の売り上げは東高西低」といわれているが、これはいまも変わらない。東北人や日本海側の人達が日本酒をよく飲む理由としては、「米どころなので、美味しい酒がすぐ手に入るから」「雪国では酒なしでは暮らせないから」など、色々と言われているが、「雪国に呑んベエが多いのは遺伝子が原因」という学者もいる。東北人や日本海側の人達は体内に入ったアルコールを分解する酵素の型が違い、元々酒に強い体質をしているというのである。その遺伝子の研究から最も酒に強いとされているのは秋田県人。表を見ると確かにこれはうなずける。秋田の清酒の購入数量は23・5リットルで全国平均の2倍以上。東京と比べると3倍以上。単に「お酒が好き」というだけで、ここまで飲めるものではない。まあ、遺伝子が原因かどうかはわからないが、秋田には呑んベエが多いというのは確かだろう。下位には九州勢がズラリと並んでいるが、「九州人は酒に弱い」というわけではない。九州も酒豪の地。日本酒があまり飲まれていないのは、焼酎の方がよく飲まれているからである。沖縄の那覇市で日本酒が飲まれていないのも同じ。泡盛が日本酒の上陸を防いでいるのである。
《清酒・よく飲む県》1位・秋田 2位・石川 3位・富山 4位・新潟 5位・山形 6位・宮城 7位・佐賀 8位・福島 9位・長野 10位・鳥取
《飲まない県》38位・岐阜 39位・熊本 40位・長崎 41位・千葉 42位・東京都区部 43位・福岡 44位・大分 45位・鹿児島 46位・宮崎 47位・沖縄 ※1世帯当たり1年間の購入量

『婦人用下着類:おばさんが口コミで売りまくる3県とは』
「ホントの美人は、下着にこそこだわる」そんなことをいうファッション評論家もいる。この言葉通りなら、婦人用下着に、お金をかける富山、甲府(山梨県)、宇都宮(栃木県)などの女性が、日本では、ホントの美人ということになる。この3県では、1世帯当たりの購入額が、全国平均を大きく上回り、年間一万二千円を超えているのだ。といえば、「富山の女性がねぇ」と、友人や知人、さらに、親戚の富山女性の顔や姿を思い浮かべる人もいそうだが、実は、この3県とも、下着メーカーと代理店契約を結ぶ女性の多いところ。つまり、近所のおばさんが友人や知人に、口コミで下着を売り込んでいるのである。しかも、このサービスを利用しているのは、殆どが家庭の主婦達。そして、その主婦達の間で、最近、高価な矯正下着が静かなブームを呼んでいる。婦人用下着と聞いて、派手なブラジャーやガードルなどをイメージした人も多いだろうが、実際に購入された高価な下着には、熟女の体を締め付ける矯正下着が多いようなのだ。この婦人用下着の支出額と、後でふれる婦人服を見比べると、ともに上位にランクされているのが、富山、甲府(山梨県)、京都、長野、金沢(石川県)。これらの府県の女性達は、身につけるものすべてに気を配る様子がうかがえる。また、婦人服でトップの埼玉は、下着では16位。婦人服3位の島根は下着では32位とふるわない。逆に、下着で3位の栃木と4位の山口は、婦人服では、24位と35位。栃木と山口の女性は、下着にだけこだわっているといえる。
《婦人用下着・よく売れる県》1位・富山 2位・山梨 3位・栃木 4位・山口 5位・京都 6位・長野 7位・福島 8位・高知 9位・石川 10位・岡山
《売れない県》38位・岩手 39位・三重 40位・秋田 41位・静岡 42位・神奈川 43位・鳥取 44位・大阪 45位・宮崎 46位・青森 47位・沖縄 ※1世帯当たり1年間の購入額(P152、P153)(河出書房新社・夢文庫)


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目次
【酒・菓子類の売れ行きから読める県民性】
『ビール:京阪神の県民はこんなにビール好きだった!』『焼酎:九州に負けじと飲みまくる県民って?!』『コーヒー:「和風の街」「古風な街」で、実はよく飲まれている理由』『紅茶:日本の紅茶文化を支える横浜と神戸の共通点』『アイスクリーム・シャーベット:南の県であまり売れない不思議とは』『せんべい:西日本の県では売れないもっともなわけ?』他多数
【IT機器・レジャー用品の売れ行きから読める県民性】
『パソコン:近江商人、甲府商人のお膝元、滋賀、山梨が大健闘』『TVゲーム:ストレス解消のためにTVゲームにはまる県』『パック旅行費:不景気でも、旅行に出かける裕福な県はどこ?』『ゴルフ用具:“千葉都民”が、いまも接待ゴルフでよく買っている』『書籍:江戸の昔から、教育熱心で知られるこの県が上位に!』『ペットフード:江戸時代から三重県民は、ペットにお金をかけてきた』他多数
【日用品の売れ行きから読める県民性】
『ベッド:面積は日本一狭くても、家は広い香川県がトップ』『畳替え:「浮気もOK」のこの県で畳の消費が激しいわけは?』『カゼ薬:病院に行かずに薬を買うこの県民のこんな事情』『栄養剤:「隠れ健康オタク」が多い県はどこ?』『なべ・やかん:やっぱり自宅で料理する県がお金をかけている?!』『ティッシュペーパー:花粉症の少ない沖縄と東北各県が上位になる不思議』他多数
【食品の売れ行きから読める県民性】
『コロッケ:近畿地方では売れるのに九州では売れないわけは?』『米:なぜ、静岡県民が食べまくり、岡山県民が食べないか?』『エビ:エビフリャー好き名古屋がトップでないって?!』『牛乳:引っ越しの少ない都市ほどよく売れる不思議』『たまご:京都府民がタマゴにお金をかけるこだわりとは』他多数
【衣服・おしゃれ用品の売れ行きから読める県民性】
『婦人用ストッキング:大都市圏を抑え、なぜ、福島県が全国トップか?』『ワイシャツ:外で働く奥さんが多いとなぜ売れる?』『ネクタイ:岡山県民がネクタイはもちろん、背広、ワイシャツにお金をかけるわけ』『パーマネント:祭りの前、美容院が大混雑する高知県がトップ』『ハンドバック:東京、大阪が意外と低いランクにあるのはなぜ?』『和服:いまや、京都で和服は売れず、奈良県で売れる事情とは』他多数
【野菜・果物の売れ行きから読める県民性】
『トマト:ひそかに「食のイタリア」といわれる新潟が、全国トップ』『にんじん:とれるのは北海道だが、食べるのは沖縄の不思議』『豆腐:京都府民、沖縄県民は品質にこだわる』『柿:隣合う県が“トップとビリ”という不思議な果物』『ナシ:地元の名産品をセッセと買っている鳥取県民』『バナナ:兵庫県民がバナナ好きになったこんな理由』他多数

現代ふしぎ調査班
誰もが不思議に思う出来事や世の中のウラの仕組みを、抜群のチームワークで調査分析する、好奇心旺盛な人達のグループである。独自の幅広いネットワークを駆使して得られた情報は、現代社会の深層を見事にあぶりだし、各界の専門家をもうならせている。著書には『あの会社の裏のウラ話』『「裏のつながり」がズバリ!わかる本』』『知っているようで知らないアメリカ』『めっちゃディープな大阪人たち』『知らなきゃ損する暗黙のオキテ』(河出書房新社)がある。
posted by 管理人 at 07:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ビジネス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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