2006年08月07日

株で儲ける人の頭の中・天海源一郎

◎当ブログ管理人が奨める読みどころ

現在、個人投資家の割合がピーク時に比べ、10%以上も減少している様です。この現象は、ライブドアショックの株式市場不信にに始まり、原油価格高により、アメリカ市場でインフレマインドを誘発し金利が上昇した為に、直近高騰していた日本株が強烈に売られた為、個人投資家の多くがかなりの損失を被り株式市場から一時撤退、或いは完全撤退した様に思われます。

この著書は、Mr.ストップ高で有名な天海源一郎氏が書いた、株式投資の啓蒙書です。読んでみるとなかなか興味深いのですが、はやり儲けている人は大衆と逆の発想をしているのだと改めて感じました。

【材料は売るキッカケと考えている】
儲ける人は「値動き」を中心に銘柄を選び、材料を「買う理由」とすることはありません(たまにはありますが)。したがって、材料はいつも、「予期せぬこと」ということになります。これは好材料の場合も悪材料の場合も同じことです。「業績の上方修正」も、「予期せぬこと」に入ります。株にとっては「好材料」です。「業績の上方修正」は、多くの個人投資家にとって、株を買うキッカケになるのです。正反対です!儲ける人は、材料が出るか出ないかは予測がつかないと考えています。予測がつかないが故に、それを念頭に株を買う事はできないという理屈です。では、「好決算だと言われていた会社が、業績の上方修正を発表した」という場合はどうでしょう?「好決算だと言われていた」のですから、上方修正は予想通りということになります。しかし、「好決算と言われていた」時点で、株価がそれを織り込んでいないでしょうか?もし、織り込んでいたのなら、「上方修正の発表」は材料ではなくなってしまいます。(省略)儲ける人はメディアに載った「材料」で買うことはありません。儲ける人は、日頃から、需給関係や値動きをモノサシに投資をしています。(P187〜P190)

株式投資はあくまでも自己責任です。当然、この著書を読んだからといって、必ずしもストップ高銘柄を的中出来るとは限りません。しかし、株式投資に興味があり、これから株式投資を考えている方は一読されると良いかも知れません。株に詳しいと思っている人ほど、致命的な損失を被るものです。


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目次
【第1章 儲ける人の発想】
【第2章 儲ける人の判断基準】
【第3章 儲ける人の選択眼】
【第4章 儲ける人のテクニック】
【第5章 儲ける人も失敗します】
【第6章 儲ける人のこれから】

天海 源一郎
1968年大阪生まれ。関西大学卒業後、ラジオNIKKEIに入社。主に、株式情報番組をプロデュース。2004年よりフリーランスとして活動を開始、投資の啓蒙をライフワークとする。『これからわかる株の始め方』(成美堂出版)など著書多数。2005年、『週刊現代』(講談社)にて開催された「第一回・秋の株価ダービー」でストップ高をズバリ的中し、見事優勝する。
posted by 管理人 at 07:00| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | ビジネス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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