2011年04月03日

セーラが町にやってきた 著者/清野 由美

昨日の続き

「北斎が小布施に初めてきたのは天保十三年だというのが通説なのですが、この本を読むと、それ以前に訪れていた可能性があることがわかるんです。天保二、三年、北斎が七十代前半だった頃に、彼は小布施を訪れているはずなんです。ああ、どこだったかなあ。もう一度、しっかり読み直してみないといけません」その姿は、長野で初めてオフィスワークに携わった時のセーラのエピソードとは、まるで異なるものである。

長野市の企業とNAOCで通訳、翻訳の役割を期待されたセーラは、期待に適う存在感を発揮できなかった。

しかし、それは決して彼女の語学能力が劣っていたからではなかった。

問題は、彼女のやり方と既存組織の方法論が、まるで違うところにあったのだ。

セーラ、そして雇用者双方にとっての障壁は、彼女が全く「手続き」に欠ける人間だというところだった。

だが、往々にして彼女のような人間は、「手続き」から自由になった時、とてつもなくユニークなクリエイションを手がけるものなのである。(P115〜P118)

明日へ続く


posted by 管理人 at 00:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 文化 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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