2011年04月02日

セーラが町にやってきた 著者/清野 由美

昨日の続き

「北斎が滞在した敷地や、酒を楽しんだ蔵を見ながら、なぜ北斎はここを選んだんでしょうと、毎日考えていました」と言うセーラは、日本人にも知られていない北斎の多彩な側面を何としてでも掘り起こしてみたいと、この課題に夢中になっていた。

そのために古文書を読む勉強もいとわなかった。

オフィスにあるセーラの書棚には、世界各地で収集した北斎の文献が50冊以上並んでいる。

なかでも彼女が大切にしている一冊が、明治26年に飯島半次郎(虚心)が著した『葛飾北斎傳』だ。

セーラのオフィスで北斎を話題にした時、ミニスカート姿の彼女はおもむろに椅子によじのぼり、書棚の一番上に置いてある桐箱から、上下巻にわたるこの本を取り出した。

和綴じ仕様のページを繰りながら彼女は一生懸命に説明した。

明日へ続く


posted by 管理人 at 00:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 文化 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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