2011年03月10日

ラバウル温泉遊撃隊 著者/山崎 まゆみ

昨日の続き

『断られても、断られても……』

ラバウルといえば「ラバウル小唄」に並んで「ラバウル海軍航空隊」がよく知られている。

この歌のモデルとなった「204空」の人に話を聞きたくて、「海軍ラバウル方面会関係者名簿」に記された204空の方に連絡をしたら、2人くらいの人を介して小谷野伊助さんに辿り着いた。

204空はラバウルの海軍が使っていた東飛行場を拠点としていた航空隊のことで、以前、第81警備隊の方から「温泉は、204空のやつらが入っていた」と聞いていたのだ。

この東飛行場とは、花吹温泉の目の前にある飛行場だ。

最初、小谷野さんの住所を知っていたから、まずは、「お会いしたい」と思いを手紙にしたためた。

それからすぐに、達筆な筆文字で御返事を頂いた。

その手紙にはこう記してあった。

「もう戦時中のことは墓場に持っていく。何か喋ったら、余計なことを喋ってと仲間に怒られる。だから私が戦地で見てきた話は、もう喋るつもりはない」ともかく、直接お話をしてみようと、お便りが届いた翌日に電話してみた。

すると、以前、台南航空隊の取材を受けてその記事が載った時に仲間に、「余計なことを言って」と非難されたそうなのだ。

電話でも断られてしまった。

それから数日が経ち、もう一度小谷野さんからお便りを頂いた。

明日へ続く


posted by 管理人 at 00:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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