2011年03月01日

ラバウル温泉遊撃隊 著者/山崎 まゆみ

昨日の続き

「6歳の頃だったと思う。戦争中、日本人はお湯が湧いている周りを竹で囲み裸で入っていた。なぜ、日本人が、あんなに臭くて、熱いお湯に入るのだろうと不思議でならなかった。だから、日本人が帰った後、私もためしにその臭いお湯に入ってみようと思った。本当にアツくて吃驚した。だけど、案外、気持ちが良いものだ。それから入浴が習慣になった。今では、山で狩りをして帰ってきてからは、必ず、入りに行くよ。日本人が温泉に入っているのを見なかったら、私たちが温泉に入ることはなかっただろうね」カダサン・ドゥスン族の言葉でカルンボイさんは語った。

カルンボイさんの話を聞きながら、60年以上も前のことをよくもこんなに鮮明に覚えているものだと感心した。

同時に、現在、温泉入浴を1日の楽しみにしているカルンボイさんにとって、幼少の頃に見た日本人が温泉に入る姿は、きっと強烈で、忘れ難い光景だったのだと思った。

「“ポーリン”は、私たちカダサン族の言葉で“竹“を意味するんだ。日本人が温泉を竹で囲っていたから私たちがつけたんだ」(後半略:P22〜P24)

明日へ続く


posted by 管理人 at 00:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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