2011年02月27日

ラバウル温泉遊撃隊 著者/山崎 まゆみ

昨日の続き

単なる日本人の風呂好き、温泉好きでは済まされない、何か特別な想いを感じ取り、切ない感情が湧きおこった山崎女史は、「戦争を知らない子供たち」である自分には想像もつかない苛酷な時代と環境の中で生き、あるいは散っていった祖父たちの世代の若き日々の実像、祖父たちが異国の地で辿った足跡を知りたいという想いに駆られ、それを探求する旅をはじめたのでした。

60年以上の歳月を経て、その多くが他界され、今や数少なくなった生き証人の、元日本兵を探し、訪ね歩き、さらに戦時中の記録や文献を必死に読みあさり、さらに他界した祖父の体験談を自分以上に聞かされている父親から、祖父の体験談を又聞きし……。

その果てに、目指すラバウルの地に降り立った山崎女史は、そこで日本兵たちが入った温泉だけではなく、当時の日本兵と交流した現地人の古老の方々と出逢い、その方々の昔語りから、より詳しい日本兵たちの姿を知ったのでした。

“戦場の温泉”をテーマに、戦争を知らない孫の世代が、戦火の真っ只中で生きた祖父たちの世代の人生劇場を描き出す一冊を、どうぞ御覧下さい。

明日へ続く


posted by 管理人 at 00:00| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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