2011年02月24日

ラバウル温泉遊撃隊 著者/山崎 まゆみ

日本から遥か彼方の南太平洋に浮かぶ、ニューブリテン島。そこにあるラバウルという地は、かつて第二次世界大戦で、日本海軍航空隊の基地として、アメリカ軍の航空戦力と凄まじい死闘を展開した最前線だった。

空と海とを、血と硝煙、死と破壊で彩った激戦地のラバウル。

そんな死闘の日々から60数年後、一人の女性が、そのラバウルの地に降り立った。

彼女の名は山崎まゆみ。その目的は何と「温泉」だった。

戦後も四半世紀を過ぎてから、この世に生を受けた、「戦争を知らない子供たち」だった山崎女史が、自分のライフワークたる「温泉探訪」の旅路の途中で立ち寄った、東南アジアのボルネオにある、とある温泉が、「戦争を知らない子供たち」の一人である山崎女史と、血と硝煙にまみれ、ある者は生命を散らし、ある者は死線を潜り抜けて生還するも時の流れの中に忘れ去られようとしている祖父たちの世代との魂の出逢いの場となった。

その出逢いが、山崎女史の、そして自分たちの世代が知らない、祖父たちの戦争体験を探訪する旅路が始まりだった。

そしてその旅路で行き着いたラバウル。

60年以上も昔に、遠い異国の地で戦火の中、明日をも知れぬ死闘の日々を過ごした祖父たちが、その激烈な任務の合間の、ささやかな安らぎが、現地で見つけた温泉だった。

山崎女史が降り立った本書の舞台、ニューブリテン島ラバウルの「温泉」。

そこで山崎女史は祖父たちの世代の、どんな姿と出逢ったのだろうか。

明日へ続く


posted by 管理人 at 00:00| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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