2011年02月07日

民間防衛 著者/スイス政府

昨日の続き

『自由と責任』

民主主義は個人の意見を尊重する。

これが民主主義の最も大きい長所のひとつである。

民主主義国家では、個人の私的な言行にまで介入することはない。

報道、ラジオ、テレビは自由である。

各人は、平時には少しの困難もなく外国へ行くことができる。

各人は、自己の気に入った政党を選ぶことができる。

“自由”が空虚な言葉ではない国、自由の内容がちゃんと充実している国では、このようになっている。

しかし、国家は共同社会を守らなくてはならない。

そのため、国家は、特にスパイ行為と戦う義務を持つ。

スイスには思想に関する罪というものはないが、しかし、我々の防衛力を弱めようとする連中は監視しなければならない。

内部から国を崩壊させようとする作業が、公共精神を麻痺させる者によって企てられる可能性が常にある。

自由は良い。

だからといって、無秩序はいけない。

故に、国家的独立の意思をなくして我々を弱体化させようとするイデオロギーに対して、人々の注意を喚起する必要がある。

教育者、政党、組合、愛国的グループ等、世論に影響を及ぼす立場にある人々は、すべて、自らの責任を絶えず自覚しなければならない。(P237)

明日へ続く


posted by 管理人 at 00:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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