2011年02月04日

民間防衛 著者/スイス政府

昨日の続き

『外国の宣伝の力』

国民をして戦うことを諦めさせれば、その抵抗を打ち破ることができる。

軍は、飛行機、装甲車、訓練された軍隊を持っているが、こんなものはすべて役に立たないということを、一国の国民に納得させることができれば、火器の試練を経ることなくして打ち破ることができる……。

このことは、巧妙な宣伝の結果、可能となるのである。

敗北主義。

それは猫撫で声で最も崇高な感情に訴える。

諸民族の間の協力、世界平和への献身、愛のある秩序の確立、相互扶助。戦争、破壊、殺戮の恐怖……。

そしてその結論は、時代遅れの軍事防衛を放棄しよう、ということになる。

新聞は、崇高な人道的感情によって勇気づけられた記事を書き立てる。

学校は、諸民族との間の友情の重んずべきことを教える。

教会は、福音書の慈愛を説く。

この宣伝は、最も尊ぶべき心の動きをも利用して、最も陰険な意図のために役立たせる。(P232)

明日へ続く


posted by 管理人 at 00:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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