2011年01月27日

民間防衛 著者/スイス政府

昨日の続き

『深く考えてみると』

今日のこの世界は、何人の安全も保障していない。

戦争は数多く発生しているし、暴力行為はあとを断たない。

我々には危険がないと、あえて断言できる人がいるだろうか。

ここで仮想敵国を名指しはしない。

名指す理由はない。

我が国の中立は守られている。

にもかかわらず、それによって我々が盲人であってよいということにはならない。

絶えず変動しているとしか思えない国際情勢を、ことさらに劇的に描いてみるのはやめよう。

しかし、最小限度言い得ることは、世界が、我々の望むようには少しもうまくいっていない、ということである。

危機は潜在している。

恐怖の上に保たれている均衡は、充分に安全を保障してはいない。

とかく恒久平和を信じたいものだが、それに向かって進んでいると示してくれるものはない。

こうして出てくる結論は、我が国の安全保障は、我々軍民の国防努力いかんによって左右されるということである。

昨日考えたことと別のことを、今日考えるわけには、どうしてもいかないのだ。

我々が個人的に集団的に今日決意したことによって、明日が左右されるのである。

親たちが我々のことを心配してくれたように、子供たちのことを考えよう。

自由と独立は、我々の財産の中でも最も尊いものである。

自由と独立は、断じて、与えられるものではない。

自由と独立は、絶えず守らねばならない権利であり、言葉や抗議だけでは決して守り得ないものである。

手に武器を持って要求して、初めて得られるものである。(P13)

明日へ続く


posted by 管理人 at 00:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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