2011年01月14日

今日も、北京てなもんや暮らし 著者/谷崎 光

昨日の続き

偽物は専門業者が深せん(※土扁に川)、広州から担いで、定期的に中関村に売りに来る。

特にデジカメは偽物専門工場も多く、パッケージも説明書も「偽物専用」で印刷される。

では正規品の部品のすり替えはどうするのか。

「倉庫で正偽確認番号の付いた箱の封条(メーカーの名前が印刷された密封用テープ)にドライヤーをかけると、簡単に剥がせる。中の部品を取り替えるのは、ソニーの工場で働いていたような奴を雇ってさせる。慣れているからね」私は倉庫の中には入れてもらえなかったのだが、冒頭の同行の知人は何度も目撃しているそう。

検証せんと、家にあった未開封のコピー・プリンター複合機の箱の「封条」にブ〜ンとドライヤーをかけてみた。

おおっ!

多少コツがいるがスルスル剥がれる!

思えば毒ギョーザ事件の際の中国側発言、「密封でも毒混入は中国とは限らない。袋を開封してまた密封することは、ハイテクなど使わなくても普通の人でもできる!」は、私はてっきり中国得意の開き直りと思っていたが、案外、本音だったのかもしれない。

で、その抜き取った正規部品はどこに行くのだろうか?

「主に中関村の修理センターだ。困った客が来たら言い値で売れる」つまり客はすぐ壊れる安物に取り換えられたうえ、修理に行くと本来自分の物の部品を高く買わされるわけか……。

また逆に、修理に出し、中の正規部品を抜かれることも多い。

日本から来た知人は、中関村の「電池販売専門店」ですでに日本では入手不能のIBMの旧ノート用バッテリー(本物未使用)を探し出したが、こういうわけだったのである。(後半略:P117〜P120)

明日へ続き


posted by 管理人 at 00:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 文化 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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