2010年12月12日

女は男の指を見る 著者/竹内 久美子

昨日の続き

彼らが成長したとき、回虫を入れられなかった連中と比べ、メスに対するモテ方はどうなるか。

回虫組はやはり、さっぱりモテませんでした。羽色や鶏冠の状態が悪く、メスに見向きもされなかったのです。

彼はこの研究でまずパラサイト仮説なるものを検証したのです。

パラサイト仮説というのは1982年(奇しくもダーウィン没後100年にあたる)、W・D・ハミルトンが、弟子のマーレーン・ズックと組んで提出したもの。

メスは寄生者(パラサイト)に強いオス(免疫力の高いオス)を選ぶというのです。

何でもない考えに聞こえますが、寄生者(パラサイト)というのは、次々突然変異を起こして攻撃の方法を変えてくる(インフルエンザウィルスは毎年、微妙に型を変えて我々を襲うし、2009年にはこうした季節性インフルエンザとは別の、新型インフルエンザも登場したという現象も考えてもらえばわかると思います)。

我々を始めとして宿主となる動物(植物もですが)との戦いにおいてその攻撃の手をゆるめることはなく、争いに終わりはない。

その点がポイントです。(後半略:P104〜P107)

明日へ続く


posted by 管理人 at 00:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 理学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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