2010年12月09日

女は男の指を見る 著者/竹内 久美子

昨日の続き

そうでなくても、ほとんどの人は多かれ少なかれ「人間とは何か、自分とは何者か」という疑問を抱いて真剣に悩んだ経験がある。

だから、それを最初から否定するような考えに批判が起こったのは無理からぬことだった。

特にキリスト教圏では強い反発があって現在でも状況はあまり変わっていません。

ただ、私は当初は谷底に突き落とされたものの、やがて冷静に考えてみることができた。

すると、なるほどそういうことか、と気持ちが楽になりさえしたのです。

生物の歴史を考えてみると、本当にそうだ。我々が必死になって追求する「自己」も「人生」も、うたかたの存在であり、瞬きするほどの時間でしかない。

だからと言って人生何も悩まず、のほほんと無責任に生きればいいやというものでもないのですが、それまで夜も眠れないほど苦しめられ続けてきた、自分とは何か、自分のなすべきことは何か、といった呪縛からようやく解き放たれたのです。(後半略:P48〜P52)

明日へ続く


posted by 管理人 at 00:00| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 理学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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