2010年12月08日

女は男の指を見る 著者/竹内 久美子

昨日の続き

ドーキンスが何をもってして利己的(セルフィッシュ)だと声高に言ったのかというと、表題にもある通り遺伝子です。

それも、遺伝子が自分のコピーを増やすことについてのみ利己的だと言ったのであり、普通使われるような「わがまま」とか「自己中心的」という意味とは全然違うということに注意してください。

こうして彼によれば生物とは、遺伝子が自らのコピーを増やすために作った生存装置にすぎない。

遺伝子が世代から世代へとコピーされ伝えられていくときに、「乗り物」として利用しているに過ぎず、主体は遺伝子の側にある。

遺伝子は、悠久の時間を旅することを目論んでいるのだというのです。

しかしさすがにここまで言われると、人は遺伝子の目論見のためにある程度機能していればよくて、自分は何のために生まれて来たのか、自分のなすべきことは何かなんて、実は関係ないことになる。

自尊心が強かったり、強烈な自我を持っている人にとってはかなり、カチンと来る考えでしょう。

明日へ続く


posted by 管理人 at 00:00| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 理学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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