2010年12月06日

女は男の指を見る 著者/竹内 久美子

昨日の続き

実体はわからないものの、「自己」とか「自我」と言うべきものがあって、遺伝子はその支配下にある。遺伝子は「自己」が生きていくための手段に過ぎないと思っていたから、まさに天地がひっくり返るほどの衝撃。立ち直るのに何ヵ月もかかりました。

しかし、よくよく考えてみるならば、地球上の生命の始まりはこんな具合だったはずです。

原始のスープと言われる、様々な有機分子が漂う沼のような場所がある。

その生命の源に雷が落ちるなどして化学反応が起こり、最初の「自己複製子」と言えるものができてきた。

順番からすると、まずRNAが、次にDNAができたと考えられているのですが、ともかく自分で自分を複製することができるという、生命の定義を備えた、一番シンプルな形ができた。

でも、その大切な自己複製子がむき出しのままだと傷ついてしまうので、保護するための壁のようなものを作る必要に迫られた。

自己複製子は自らの情報を変えていくことでそれに成功した。

言ってみればそれが初めての、生物らしい生物だった。

明日へ続く


posted by 管理人 at 00:00| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 理学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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