2010年12月05日

女は男の指を見る 著者/竹内 久美子

昨日の続き

『利己的な遺伝子』

我々は、遺伝子が世代を越えて乗り継いで行くための乗り物(ヴィークル)にすぎない。

1976年、当時35歳のイギリスの動物学者、リチャード・ドーキンスがこんな思い切った言い方を世間に提示して、物議をかもしました(『The Selfish Gene』、邦題『利己的な遺伝子』日高敏隆ら訳、紀伊國屋書店)。

訳書が出版された80年代の初頭、私は大学院生で、ちょうどその頃、まるで新たにこの分野に飛び込んできた頼りない女子学生を覚醒させるかのように次々翻訳される名著に夢中になってしまいました。

E・O・ウィルソンの『社会生物学』、J・R・クレブス&N・B・デイビスの『行動生態学』(以後何回か改訂版が出ているがその第一版)……。

特に、人間は「遺伝子の乗り物である」とドーキンスに一喝されたときには、まるで谷底に突き落とされたかのような気持ちになったのを覚えています。

明日へ続く


posted by 管理人 at 00:00| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 理学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/170489890
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック
宜しければクリックを、人気blogランキングへ
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。