2010年11月19日

世界の資源 いま何が起きている? 著者/ニュースなるほど塾

昨日の続き

国内の油田に乏しい中国は、何が何でも諸島を手に入れようと92年に領海法を公布して一方的に領有を宣言。

95年にはフィリピンが領有を主張するミスチーフ諸島に建造物を建てるという強硬手段に出たため、中比間は緊張状態が続いた。

そうしたなか、関係諸国は解決策を模索する。

2002年には中国と東南アジア諸国連合(ASEAN)が「南シナ海行動宣言」を採択して平和的解決をめざすことを取り決めた。

また05年には中国、フィリピン、ベトナムが3国共同で資源探査を開始するなど、事態は徐々に好転しているかに見えた。

ところが09年、フィリピンが領海基線法を制定して諸島の一部を自国領と主張したため、中国、ベトナムとの関係が再び悪化してしまう。

中国はフィリピンに抗議するかのように高性能の改造軍艦を派遣。

オーストラリアやアメリカの偵察艦も乗り出してくるなど、事態は緊迫の度を強めた。

現在、スプラトリー諸島での資源開発は全く進んでいない。

進められないといったほうが正しい。

スプラトリー諸島は東南アジア諸国だけでなく、欧米先進国まで捲き込んだ新たな紛争頻発地帯となりつつあるのだ。(P93〜P95)

明日へ続く


posted by 管理人 at 00:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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