2010年11月16日

世界の資源 いま何が起きている? 著者/ニュースなるほど塾

昨日の続き

操業には中国の技術や市場を利用できるとあって、中国の参入は当然であった。

だが、モンゴル国民はかつて中国に強圧的に統治された経験から、強い反中感情を持っている。そのため、協議は水面下で密かに進められているといわれる。

オユ・トルゴイをターゲットにしているのは、中国だけではない。

ロシアもロシア国営鉄道公社(RZD)に鉱山の権益を割譲するようモンゴルに迫っている。

ロシアはオユ・トルゴイの近くにあるタバン・トルゴイの原料炭の権益も狙っている。

すでにRZDはモンゴル国営ウランバートル鉄道の株を50パーセント取得。RZDはタバン・トルゴイの石炭輸送用鉄道建設を手掛けるのが狙いだが、中国もモンゴル国境まで鉄道を建設することを目論んでいる。

モンゴルは財政事情が厳しく鉄道建設の十分な資金がない。

しかもロシアに1・8億ドルの債務を負っているので、ロシアに押しきられる可能性がある。

中国もロシアもなりふり構わずモンゴルの資源の権益確保に乗り出したわけだが、この熾烈な争奪戦の決着がどうなるか、今、世界から注目されている。(P87〜P90)

明日へ続く


posted by 管理人 at 00:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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