2010年07月15日

マキアヴェッリ語録 著者/塩野 七生

昨日の続き

《手紙》

わたしは断言してもよいが、中立を保つことは、あまり有効な選択ではないと思う。

とくに、仮想にしろ現実にしろ敵が存在し、その敵よりも弱体である場合は、効果がないどころか有害だ。

中立でいると、勝者にとって敵になるだけでなく、敗者にとっても、助けてくれなかったということで敵視されるのがオチなのだ。(P112)

《政略論》

祖国の存亡がかかっているような場合は、いかなる手段もその目的にとって有効ならば正当化される。

この一事は、為政者にかぎらず、国民の一人一人に至るまで、心しておかねばならないことである。

事が祖国の存亡を賭けている場合、その手段が、正しいとか正しくないとか、寛容であるとか残酷であるとか、賞賛されるものか恥ずべきものかなどについて、一切考慮する必要はない。

何にもまして優先されるべき目的は、祖国の安全と自由の維持だからである。(P152)

明日へ続く

posted by 管理人 at 00:00| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 世界史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/155529438
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック
宜しければクリックを、人気blogランキングへ
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。