2010年07月13日

マキアヴェッリ語録 著者/塩野 七生

昨日の続き

《君主論》

君主にとっての敵は、内と外の双方にある。

これらの敵から身を守るのは、準備怠りない防衛力と友好関係である。

そして常に、良き力をもつ者は、良き友にも恵まれるものである。(P86)

《君主論》

自らの安全を自らの力によって守る意志を持たない場合、いかなる国家といえども、独立と平和を期待することはできない。

なぜなら、自ら守るという力量によらずに、運にのみ頼るということになるからである。

「人間世界では、自らの実力に基礎をおかない権勢や名声ほど頼りにならないものはない」とは、いつの世でも応用可能な賢い人々の考えであり、評価であったと思う。(P86)

《政略論》

現代(16世紀)の君主や共和国で、戦いに訴えねばならない場合に、自国民からなる軍隊を持っていない指導者や国家は恥じてしかるべきだと思う。

なぜなら、そのような軍隊を持っていないということは、自国内に兵士に使える人々がいないということではなく、自国民に、自衛のために立ち上がるという気持ちを起こさせることができなかったということを示す以外の何物でもないからである。

指導者たちの責任こそ問われてしかるべきことであろう。(P87)

《若干の序論と考慮すべき事情を述べながらの、資金援助についての提言》

人間というものは、自分を守ってくれなかったり、誤りを質す力もない者に対して、忠誠であることはできない。(P88)

明日へ続く

posted by 管理人 at 00:00| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 世界史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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