2010年06月13日

ニッポン人の良いとこ、悪いとこ―世界の文明人が驚いた! 著者/びっくりデータ情報部

昨日の続き

『江戸の農民は洗練されていて裕福』

江戸時代の農村といえば、飢饉や重い年貢に喘ぐ貧しい暮らしを想像する人が多いだろう。

だが時代を下ると、江戸付近の農村では土地がよく整備され生産高が増加したため、農村は意外と豊かな生活をしていた。

米以外の作物も作られ始め、夏は稲、冬は麦や菜種を栽培する二毛作や、野菜、芋、煙草、桑、漆、楮、麻などの畑作物の栽培がさかんになったといわれている。

この頃の農村の様子については、1861(文久元)年11月1日付の『ザ・タイムス』が詳しく報道している。

それによると、「江戸近郊の畑は利用可能なところはすべて利用されており、様々な作物が栽培されている。

土地は肥沃で作物はよく育ち、雑草や石ころなど全く無い」という。

さらに「栽培されている作物は、麦、とうもろこし、黍、芋、メロン(山口注:おそらくマクワウリ)、胡瓜、人参、南瓜、豆類など。

農園と道路、家屋、庭などあらゆる場所がきちんと整っていて清潔だ」と感嘆の声をあげる。

農民などについても好意的だ。

同誌は「下層階級の人々は非常にユーモアがあり、立ち居振る舞いも洗練されている。

自惚れずに、探究心が旺盛で情報を入手することにも熱心だ」などと褒めている。

農民たちは狭い土地をいかに有効利用するかで悩み、多くの作物を育てるために工夫を重ねた。

また、養蚕や織物業などの手工業も発達させて生活を豊かにしていった。

このように、日本人が前向きで旺盛な探究心をもち、努力を惜しまず勤勉であるところが、外国人にとってはたいへんな驚きであったようだ。(P103・P104)

明日へ続く

posted by 管理人 at 00:00| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 文化 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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