2010年06月12日

ニッポン人の良いとこ、悪いとこ―世界の文明人が驚いた! 著者/びっくりデータ情報部

昨日の続き

【外国人を魅了した意外な“日本美”とは】

『ヨーロッパで大流行したジャポニズム』 江戸時代末期から明治時代初期にかけて、欧米諸国、とくにフランスとイギリスで大規模な日本ブームが起きた。

いわゆる「ジャポニズム」である。

この動きは、日本の開国にともない我が国の美術工芸品や浮世絵などが大量にヨーロッパへ流出したことから始まった。

パリやロンドンで万国博覧会が開催されたときなどは、日本の美術品の素晴らしさに、西洋人はみな驚嘆した。

ジャポニズムに対する人々の熱狂ぶりは、当時発刊されていた女性誌や雑誌からも見てとれる。

芸術の都・パリのマスコミは、さかんに日本の文化を取り上げた。

有力な女性誌『ジュルナル・デ・ドゥモワゼル』は日本美術に関する記事を連載し、フランス皇后がパリの日本グッズ店で着物を買い上げたことを紹介した雑誌もあった。

また、評論家のザカリ・アストリュックは日刊誌『エタンダール』の文化欄に「美術、東方の帝国」という記事を書き、日本の芸術への熱い想いを寄せている。

美術商のサミュエル・ビングも、ジャポニズムに傾倒したひとりだ。

彼は、美術雑誌『芸術の日本』を1888年から91年までに36冊も刊行して日本文化の普及に貢献。

それと同時に停滞しつつあったヨーロッパ美術の活性化をめざした。

では、西洋人は日本美術のどこに惹かれたのか。

ある雑誌は、「日本人は下層階級にまで芸術が浸透し、すべての住民が芸術家で教養があり読書や版画に強い関心を抱いている」て褒めている。

それまで西洋の絵画は貴族階級の愛好家の注文に応じて描かれるものだったが、日本の浮世絵版画や工芸品は大衆のものだった。

西洋人は、当時の日本人は庶民に至るまで芸術性や教養、自然観、観察力が高いと絶賛したのである。(P55〜P57)

明日へ続き

posted by 管理人 at 00:00| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 文化 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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