2010年05月31日

フランス生まれ―美食、発明からエレガンスまで 著者/早川 雅水

昨日の続き

若い王妃の夢はフランス文化をより洗練されたものにすること、国力と富を外国に誇示すること。

そのために宮廷での華麗な宴会の演出に熱中するのだった。

実際、宮廷の宴会を舞台にしてフランス料理の歴史は始まったものだし、ディナー・ショーのショーも単なる踊りではなく、ストーリーのある演劇的なものへと向かい始めたのである。

1581年、ルーヴル宮殿のブルボンの間で上演されたのがバレエ・コミーク・ド・ラ・レーヌ、王妃のためのバレエ・コミークだったが、バレエという言葉が使われたのはこの時が最初、ここにバレエが誕生したのである。

時は流れ1643年にルイ14世が即位、以後70年以上もの長期にわたって太陽王時代が続くが、この間のバレエの発展はめざましいものだった。

何しろ王自身が大の踊り好き、王の肝煎りで1661年には王立舞踏アカデミーが設立される。

足の五つのポジションはバレエの基本だが、これはこのアカデミーでのカリキュラムに入っていたもの。

そしてアカデミーでの厳しい訓練の中から初めてプロの舞踏家が生まれることになり、それに伴いバレエは宮中から劇場へ出て行く。

バレエの一人歩きが始まったわけである。

再び時は流れ18世紀の後半、ルイ15世から16世にかけての時代にもう一人、バレエの功績者が居た。

明日へ続く

posted by 管理人 at 00:00| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 文化 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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