2010年05月30日

フランス生まれ―美食、発明からエレガンスまで 著者/早川 雅水

昨日の続き

『バレエ』

バレエではリズムをとるのに一、二、三でもワン、ツー、スリーでもなくアン、ドゥ、トロワとフランス語を使う。

これだけではない。

パ・ダクシオン(踊りと踊りの間を繋ぐ黙劇的演技)、パ・ド・ドゥ(二人の踊り手による舞踊)、ヴァリアンシオン(独舞)、ポアント(つま先で立つこと)、テ・ラ・テール(足裏が全部床についていること)、コリフェ(群舞の先頭を踊る者)、アンシェンヌモン(連続的な動き)、アントレ(パ・ド・ドゥの導入部)などなど、バレエ用語はすべてフランス語である。

バレエの原型は宴会や芝居の余興、間狂言だと言われているが、ルネッサンス期に主にイタリアで演じられていた。

ただあくまでも原型で、およそ後のバレエには似ても似つかない即興的な素人の踊り、バレエという名さえついていなかった。

さて16世紀中期の国王アンリ2世の王妃はカトリーヌ・ドゥ・メディシス、フィレンツェ公国第一の大金持ちだったメディチ家から嫁いで来た人である。

当時、フィレンツェ公国といえばフランスとは比較にならないほどの文化的先進国であった。

彼女は故国から多くの先進文化、風習をフランス宮廷に持ち込んだ。

明日へ続く

posted by 管理人 at 00:00| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 文化 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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