2010年04月26日

たんたんたたた―機関銃と近代日本 著者/兵頭 二十八

昨日の続き

完全自動の機関砲(機関銃)の方式には、大きく分けて、マキシムが最初に発明した反動利用式と、その後に、ホチキスなどが採用したガス利用式とがあります。

遊底など機関銃の心臓部にあたる部品の工作が、例えば連発式小銃の手動遊底(ボルト)のそれよりも、数段高い精度が要求されることは、誰でも理解できるでしょう。

問題は、それがどのくらいの高さかです。

ガス利用式の機関銃ならば、各部品の工作精度は、最高級の連発小銃と同じ程度であっても、なんとか動きました。熟練職人の感覚によるヤスリ仕上げに頼っても、まだどうにか作れたのです。(後に中国軍が自国製のガス利用式「チェコ軽機」で大いに日本軍を苦しめることができたのもそのためです。)

しかし、マキシムの考えた反動利用式機関砲は、それまでの小銃などよりも飛躍的に高い、当時最先端の加工精度をもってしなければ、うまく機能するものになりませんでした。

明日へ続く

posted by 管理人 at 00:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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