2010年04月23日

たんたんたたた―機関銃と近代日本 著者/兵頭 二十八

昨日の続き

マキシム機関砲と日本陸海軍との関係は浅からぬものがあります。

特に満州事変から対米英戦争の緒戦まで、日本陸海軍航空機が搭載していた7・7ミリ機関銃(海軍では「機銃」)は、すべて毘式(ビッカース式)で、その構造は馬式(マキシム)とほぼ同一と看なせたからです。

ではマキシムの機関砲のどこが革新的なのか、簡単に説明しましょう。

銃弾が発射される瞬間には、いろいろなエネルギーが発生します。

まず、銃口から飛び出す弾丸の前進運動エネルギー。

また、薬室の中の薬莢を、弾丸とは反対方向に吹き飛ばそうとする反動力。

銃身内に急激に膨張する火薬燃焼ガスの圧力。

その他、銃身に伝導される熱や、銃口から生ずる音も、銃弾発射に伴うエネルギーに数えられるでしょう。

マキシムは、このうち、後方反動エネルギーの一部を回収して、次弾装填の仕事をさせることはできないものかと考えました。(後半略:P53・P54)

明日へ続く

posted by 管理人 at 00:00| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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