2010年04月18日

たんたんたたた―機関銃と近代日本 著者/兵頭 二十八

昨日の続き

銃器とはそのような分野なのです。

そしてその特異な分野の偉大な発明家たちを次々に生み出せたのは、やはり17世紀以来の開拓の歴史が形づくってきたアメリカの「銃工文化」ならではだ、と思えます。

1861年4月に始まった南北戦争は、そのアメリカの銃工文化をよほど刺激したようです。

1862年11月、リチャード・ジョーダン・ガトリングは、南北戦争開戦と同時に研究を開始した「ガトリング砲」(ガトリング・ガン)の最初の特許を取ります。

最初のモデルは6銃身、三脚付きで、銅管そのものの形をした原始的実包を重力給弾し、銃腔にはライフリング(施条)が切ってなかったともいわれます。

このガトリング砲は、R・ガトリング本人が南部贔屓と見られていたため北軍(アメリカ陸軍)は採用を好まず、ただB・F・バトラーというあまり戦さ上手ではなかった将軍が、1865年2〜4月のピーターズバーグの戦いの前に12門を買い上げてくれただけでした(I.V.Hogg著“The Story of The Gun”)。

ピーターズバーグの決着がついた1週間後にリーは降伏しますが、バトラー将軍の部隊は同会戦に戦闘加入していません。

ガトリング砲が南北戦争で僅かでも使用されたという記録は、ないようです。(後半略:P13〜P15)

明日へ続く

posted by 管理人 at 00:00| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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