2010年04月11日

ミリタリー・ワイフの生活 著者/ジョンソン・桜井・もよ

昨日の続き

ルーズベルト島からさらにバージニア州に入ると、アーリントン国立墓地がある。

そこには、ジョン・F・ケネディ大統領をはじめ、30万人以上の戦没者が眠る。

5月最後の月曜日の戦没記念日には、その30万を超える墓の全てに、星条旗が立てられる。

その日、星条旗はアーリントン国立墓地だけではなく、アメリカ全土の戦没者の墓全てに供えられるという。

そして祖国のために命を懸けて戦った全ての魂に、祈りが捧げられる。

私は、先の戦争で、200万人以上の日本人が命を捧げたことを、今まで深く考えたことがなかった。

その中には、戦争が終わってから極寒のシベリアに連行され、重労働で命を失った人もいれば、特攻攻撃により、若い命を国に捧げた人もいる。

彼らは、究極の選択をした指導者のもとで祖国のため、家族のために命を懸けて戦った。

その多くの犠牲の上に今日の自分があることを思うと、なぜ今まで自分はその人たちの御霊に対し、感謝の祈りを捧げなかったのだろうかと反省する。

私の中学、高校の授業では、戦争は悪いこと、負けた戦争をした軍は悪かった、という暗黙の了解のようなものがあり、日本という国を守るために戦ってくれた魂を敬うというような話はほとんど出なかったように思う。

国家の誇りや日本人としての気概を考える機会もなかった。

子供の頃、夏休みになると靖国神社の御霊祭りに行ったが、私はお祭りの金魚すくいだけが楽しみで、そこに祀られている若い戦士の御霊や、彼らが残した詩を気に留めることもなく、辞世の句ひとつひとつに涙する母や叔母の気持ちを知ろうともしなかった。

明日へ続く

posted by 管理人 at 00:00| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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