2010年02月12日

太平洋戦争はなぜ負けたか 著者/別宮 暖朗

昨日の続き

内容抜粋前の文章で述べたように、敢えて作戦の巧稚や兵器の性能、将兵の資質等は避け、経済的な面から分析した敗因にスポットを当てましたが、やはりそれでは不満があるという方々のために、終わりに軍事面での内容を項目だけ幾つか紹介して締め括らせていただきます。

『島嶼戦という概念は各国の軍事学において存在しなかった』(P8)、『基地航空優位説は「兵法」としては根本的に謝っている』(P15)、『日本陸軍も補給さえつながっていれば米軍に善戦できた』(P46)、『引きこもる連合艦隊。山本五十六は敢闘精神を失っていた』(P108)、『搭乗員の練度不足を敗因にあげるが事実ではない』(P124)、『海戦の最大の戦果とは、決戦海面の制海権である』(P130)〔並木書房〕



別宮 暖朗
1948年生まれ。東京大学経済学部卒業。西洋経済史専攻。その後、信託銀行に入社、マクロ経済などの調査・企画を担当。退社後ロンドンにある証券企画調査会社のパートナー。歴史評論家。ホームページ『第一次大戦』(http://ww1.m78.com)を主宰するほか『ゲーム・ジャーナル』(シミュレーション・ジャーナル社)に執筆。著書に『中国、この困った隣人』(PHP研究所)、『戦争の正しい始め方、終わり方(共著)』『「坂の上の雲」では分からない旅順攻防戦』『「坂の上の雲」では分からない日本海海戦』『軍事のイロハ』『韓国の妄言』『失敗の中国近代史』(いずれも並木書房)、『誰が太平洋戦争を始めたのか』(ちくま文庫)がある。
posted by 管理人 at 00:00| 東京 🌁| 日本史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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