2010年01月31日

太平洋戦争はなぜ負けたか 著者/別宮 暖朗

昨日の続き

『太平洋戦争は日本経済が停滞した二十年間の真っ最中に起きた』

日本は戦後いきなり高度経済成長を実現し、世界第二位の経済大国になったのではない。

戦前においても、日本は高度成長を遂げていた。

大正5(1916)年から昭和11年の20年間、一人当たり国民総生産(GHP)を年平均8・9%も伸ばしているのである。

これは昭和25年から昭和45年までの間の20年間の10・2%に次ぐ飛躍的高度成長であった。

一方、1880年代にアメリカはイギリスのGNPを抜いており、それ以来圧倒的な首位の座につき現在まで維持している。

20世紀で経済超大国と言えるのはアメリカをおいてほかにない。

そのアメリカが、第一次大戦後、経済上のライバルとみなしたのは日本であった。

日本の経済規模は、日清戦争後でも輸出額9千万円と世界第20位であり、取るに足る地位にはなかった。

明日へ続く

posted by 管理人 at 00:00| 東京 ☀| 日本史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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