2009年06月13日

ピースボートについて

昨日の続き

それを見ていて、私はついに走り出そうとした。

義を見てせざるは勇なきなり。

宮嶋はここで死ぬのである。

一死天を回らすのである。

小屋に帰れば、マカロフがある!武士は武士を知る。

鋭い声が私を遮った。

「宮嶋くん、どこに行く」山下一尉であった。

「君の命は、君の命であって、君の命ではない。日本国の命である」その目は、そう言っているようであった。

私を制しておいて、一尉は自ら日本人たちの方へ進んで行き、こう告げた。

「そういうことは、基地の外でやっていただけないでしょうか」この自制、この自若。

私は軽々しく腰を浮かした自分を恥じた。

日本人たちは、なにやら不満げであったが、言われるままに基地の外へ行くと、ゲートの前で、今度は英語で喚きはじめた。

「ジャパニーズ・アーミー・ゴーホーム」「市民連合」の皆様は、「明日の日本」どころか、おのれの頭はこれでいいのかと基地全体の嘲笑を買い、集まっていたマスコミにも、相手にされなかった。

しかし、さすがは大朝日である。

この記者の方は非常に熱心に取材をしておられた。

いかなる場合も手を抜かぬこの姿勢、やはり社員教育の厳しさが違うと感じ入ったのであった。

やがて、呆れたことには、「市民連合」の皆様は、10分ほど喚いただけで帰ってしまったのであった。

二、三日は粘るかと思っていたのに意外であった。

なるほど、ゴーホームとは自分たちが家に帰ることをアピールしていたのであった。

そんなにアピールしなくとも、勝手に帰ってくだされば誰も引き止めないのに。

今思えば、丁寧な方々であった。(後略:P184〜P191)

明日へ続く
posted by 管理人 at 07:00| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 山口、思うに・・・ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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