2009年02月25日

変見自在 スーチー女史は善人か 著者/高山 正之

昨日の続き

戦後、米富豪の思いを込めた調査が行われたが、手首を切り落とされた「子供たち」はとうとう一人も見つからなかった。 デーリー・メール紙の記事も実は創作だったと、記者本人が後にニューヨーク・タイムズ紙に告白している。 保育器の赤ちゃんを放り上げて銃剣で殺した事件も調査されたが、どの産院でもそんな事実はなかった。 仏ゼンプスト村の強姦騒ぎでは村役人がそんな事件はなかった、だいたいトルデンという人物もいなかったと証言した。 つまり堂々たる嘘が国際社会をまかり通り、それで米国の参戦という歴史的変換が生み出されたわけだ。 誰がでっち上げたかはそれで得をした米英仏に聞けば分かる。 面白いのはこの創作話がその後も場所を変えて使われていることだ。 そのほぼすべてが網羅されているのが江沢民の抗日記念館だ。 「日本兵が赤ん坊を放り上げて銃剣で刺し殺した」 インチキ写真や記述がある。 アサヒグラフに載った中国人女性たちを護衛する日の丸村の写真に 「日軍に拉致され強姦され殺された中
国人女性たち」とキャプションをつけてある。 あるいは朝日新聞からの出典で農家から買った鶏を抱える日本兵の写真に「掠奪の現場」としたり。 米国も中国に倣って映画「パール・ハーバー」で日本軍機が病院を爆撃したことにしている。 最近では湾岸戦争の折りにイラク兵が保育器の赤ちゃん殺しをやったと報じられた。 コソボではセルビア兵が集団強姦をやったと。 後者の2例については米議会や国連でもまことしやかに語られたが、後の検証でいずれも偽情報とされた。 ところが日本軍についての事案は一切の検証は行われていない。 ただ江沢民がやったやったと囃し、政治家も歴史学者も誰もがこの残虐な例を検証することなく、事実と決め込んでしまった。 で、朝日新聞に頼みがある。 せめて江沢民が使っている朝日新聞やアサヒグラフの写真だけでも訂正させたらどうか。 中国人も朝日が言えばそこは嘘つき同士、心が通じるかもしれない。〈2005年11月17日号〉 (P137〜P140)

明日へ続く

posted by 管理人 at 07:00| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 人文 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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