2008年11月06日

知ってビックリ!船の大疑問 著者/謎解きゼミナール

昨日の続き

『大航海時代に活躍したのはどんな船だった?』

中世、船は世界各地で大型化の一途を辿った。まず、スカンジナビア半島に居住していたバイキングは、8世紀頃から、バルト海、大西洋、地中海へと進出を開始した。 彼らの大型船は、全長20メートルもあり、250名もの人員を乗せていて、帆とオールを併用することで、時速10ノット(1ノットは約1852メートル)で航行できた。 一方、中国では、5〜6世紀頃から、「ジャンク」と呼ばれる帆船が外洋航海を始めていた。 ジャンクの特徴は、内部を隔壁で仕切っていることで、これによって船の強度が増し、船体の一部が損傷しても沈没を防ぐことができた。15世紀、明の宦官・鄭和の艦隊の巨艦は、全長122メートルにも達したとされる。また、アラブ世界では、後述するように、三角帆の「ダウ」が発達した。 船の歴史、そして世界の歴史を大きく変えたのは、15世紀後半、ヨーロッパに出現した大型のマストを3本立てた外洋船である。3本マストのうち、いちばん後部のマストには大きな三角帆が付けられ、その三角帆を操れば、逆風に向かっても航海することができた。 それまでの帆船は、風力を十分に生かせなかったが、3本マストの帆船は風力を存分に生かし、食料、装備を積み込めば、より遠くまで航海することが可能になった。それが、15世紀後半からの大航海時代を生み出したのだ。 アメリカ大陸を発見したコロンブス、インド航路を開拓したバスコ・ダ・ガマ、世界一周を実現させたマゼランらの航海は、いずれも3本マストの帆船によるものだった。(P97・P98)

明日へ続く

posted by 管理人 at 07:00| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 経営 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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