2008年09月15日

ニュース批評

昨日の続き

陸海空軍という具体的な能力と、それを必要な時に、少しも躊躇わず全力で投入する意志決定を国家が有していることが国を守る唯一最善の方法であり、ある特定の人たちが「軍事力より外交の努力を!」とか、「軍事力ではなく経済援助で世界平和に貢献しよう!」などと戦後60年以上を経た現在もなお叫んでおりますが、私は現在まで一度たりとも軍事力の担保なしの平和なんか信じたことがありません。

そういう私の過去からの言いたい例をいちいち挙げ連ねていくと、キリがないので、それはそれでまた別の機会にでもということにして、最近の出来事のみに例を求めれば、中国と日本との間で言えば、昨年の11月でしたか、東シナ海の海底ガス田の開発問題で、日中共同開発なるものの協議をしていた際に、中国側の対応如何によっは協議が上手くいかずに停滞することも考えられことから、その場合には日本も中間線から自国側の地点で試掘をする可能性を示唆した途端、中国は「そんなことをしたら軍艦を出して阻止する!」と言い放ったわけです。

元はといえば、その天然ガスの埋蔵地域が中間線を越えて日本側の海域に掛かる箇所を、日本との調整もないまま、一方的に開発を始めたのはどこの国でしたかね?

明らかに威嚇を兼ねた盗掘ですよね。

先に事を荒ら立てておきながらこの言い種です。

しかも日本側が示唆したのは単なる日本側海域での「試掘」ですよ。

別に既に着手している中国側の採掘施設そのものを撤去せよと言ったわけでもないのに。

そういう要求を武力を背景に突きつけたわけでもないのに。

日本側から先に事を荒だてたわけでもない。

それをしているのは中国の方です。

この中国側の発言は、日本国憲法第9条で、日本が永遠に放棄しているはずの、「国権の発動たる戦争」や、「武力による威嚇、または武力の行使」を「国際紛争を解決するための手段」として用いる気満々である証拠以外の何物でもありません。

そもそも彼らにしてみれば海底ガス田どころか、東シナ海全体が自分たちの内海で、沖縄だって自分たちのもので、たまたま現在は日本側の手にあるが、いずれまた自分たちの手に、と考えているわけでして、それが彼らにとっての、実現されるべき「平和」の正体です。

どう考えても我が日本が実現させたい「平和」とは相容れないものですよね。東シナ海も尖閣諸島も、先に述べましたように、中国の「幸福の追求」が我が日本にとっての「不幸の接近」となってしまうわけです。

さて、北朝鮮については先ほど述べましたから、お次は韓国を例に挙げれば、少し前の洞爺湖サミットとほぼ同時期に、日本の中学校の学習指導要領の解説書に竹島の領有権問題を記述することに決めたことに反発して、その挙げ句、7月30日に韓国は竹島近海で軍事演習を挙行いたしましたよね。

まあ、竹島近海で韓国が軍事演習をするのは何も今回初めてというわけでもないのですが、この軍事演習は明らかに日本に対する威嚇であることは間違いないものですし、そもそも日本はこの竹島問題の解決にあたって、国際法廷での平和的解決を韓国側に一貫して要求ているものであり、武力の行使や威嚇は行っていないのです。

明日へ続く
posted by 管理人 at 07:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 山口、思うに・・・ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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