2008年09月04日

世界伝説コレクション 著者/山口 智司

昨日の続き

『変装して世界遺産に忍び込む』

人や動物をかたどって作られた墓の副葬品である兵馬俑(へいばよう)。とりわけ秦の始皇帝の兵馬俑は一号坑、二号坑、三号坑とある広大なもので、まだ発掘が続いている一号坑には、6000体あまりの兵馬俑が並んでいる。 2006年9月16日、世界遺産にも登録されている兵馬俑に、忍び込んだ不届き者がいた。ドイツ人のパブロ・ウェンデルである。 発見した警備担当者はパブロに大目玉を食らわす……はずが、思わず苦笑いをしてしまう。なぜならパブロは軍服を作り、兵馬俑の1兵士になりすまして侵入していたのである。 お手製の軍服を着たパブロは、持参した台に直立し、警察に見つかるまでの数分間、まばたきもしなかったという。 パブロは杭州の美術学生で、こう弁明した。 「坑内に入ったのは、あくまでも兵馬俑が好きだという思いからであり、決して危害を加えるつもりはなかったことを信じてほしい」 幸い文化財に被害はなく、パブロは厳重注意を受けただけで釈放された。(P150)

明日へ続く

posted by 管理人 at 07:00| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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