2008年08月26日

世界伝説コレクション 著者/山口 智司

《多くのミュージシャンに影響を与えた天才ギタリストにして、偉大なるロック・ヒーローのジミー・ヘンドリックスが残した数々の伝説的なギタープレイとは? アメリカでまだ黒人がメジャーリーグでベースボールがプレイできなかった時代に黒人だけのリーグで残した数々の大記録と名プレイ、そして42歳という年齢でメジャーリーグ入りし、59歳という高齢になるまで現役選手であり続けた伝説の黒人ピッチャーとは? 現代の人気刑事ドラマ『相棒』に先立つこと40数年前、警視庁に実在し、数々の大事件に関わった伝説の名刑事とは? 1974年にアメリカのニュース番組で流れた空前絶後の衝撃的な映像とは?! 偉業を成し遂げた人物、身の毛もよだち血も凍る凶悪犯罪、スポーツ大記録・名勝負・珍勝負から、有名人の信じられない奇行や、未だ謎につつまれている歴史的事件にいたるまで、世界中から集められた100を数えるありとあらゆる伝説を一挙紹介!》

皆さんにとって「伝説」というべきものにどういうものがありますか?

若い皆さんなら、ファンタジー系のアニメやゲームのタイトルにある『○○の伝説』とか、『レジェンド・オブ・××』とかの冒険ファンタジー作品なんかがすぐに思い浮かぶことでしょうかね?

でも伝説とよべるものは、そういう創作世界のものだけではなく、現実の世界でも、嘘のような本当の話や、普通に考えれば起きるはずのない奇跡のような出来事、または二度と破られることがないと思われるようなスポーツの大記録や、ドラマティックな勝利の瞬間とか、あるいは「そんなバカな!?」と思える珍プレー等とか、まるでミステリー映画や推理小説のような、それでいて「事実は小説よりも奇なり」という言葉そのままと思えるような事件や犯罪者たちの記録。

著名なミュージシャンや俳優や芸術家やスポーツ選手や実業家たちの、ちょっと呆れるような、しかしそれでいてちょっと笑えるようなトンデモエピソード等々も、しっかり世の中には伝説として残されてしまうわけですよね。

それから、たとえそれが他の地域や分野の人たちからは「ふう〜ん、それで?」、「だから何?」と言われてしまいそうな出来事や記録や業績であっても、ある地域に住む人々にとっては、或いはある分野に詳しい人たち、ある趣味にのめり込んでいる人たちにとっては、熱狂したり、絶賛したくなるような、そしてその限られた世界の中のことではあっても後の世代にまで語り伝えていきたくなるような「伝説」と化してしまうことだってあるのです。

さて、私にとって「伝説」として記憶に残っているものといえば……、私が、そう小学生の頃でしたかね。私の母が、高校野球の甲子園大会の季節が訪れるたびに、私に話して聞かせていた「伝説」がありました。 それは1963(昭和38)年の春の甲子園(選抜高等学校野球大会)で、北海道代表で出場した北海高校が、準優勝したという話です。

他の地方の人たちや、野球に興味がない人たち(私もあまり野球に興味はないのですが)は、「優勝したならともかく、準優勝程度で何で伝説なの?」と思うことでしょう。 しかしそれは北海道という土地の環境と、私の小学生時代だった1970年代及びそれ以前の世相を考えれば当然なのです。

実に北海道は高校野球、特に甲子園大会については2004年の夏の甲子園大会に駒大付属苫小牧高校が優勝するまでは、全然パッとしない、それこそ、初戦敗退常連地域というか、二回戦に進めれば「よくやった!」、三回戦に駒を進めれば万々歳!!という感じの野球低空飛行の地だったのですからね。

まあ、おそらく理由としては、冬は雪におおわれてしまい、まともな野球の練習が不可能(まあ、これは北海道のみならず、雪国がもつ必然的なハンデなのですが)だから、どうしても雪に悩まされることのない地域に比べて年間の練習の量も質も劣ってしまうというハンデは避けられないことや、またそれと同じ理由で、地元の野球少年たちが小・中学生時代に蓄積する野球の基礎的な実力が雪のない地域の子供たちより劣ってしまうためではないかと。

私は球技に関しては野球に限らずサッカーもバスケもラグビーもあまり興味がないものですから他のスポーツについては知りませんが、とにかく野球に関しては北海道は弱者であり、甲子園大会なんかは「参加することに意義がある」程度の存在としてしか認識しておらず、また野球それ自体に大して興味がなかったこともあって、長い間、甲子園大会の季節になっても「ああ、もうそんな時期になったのか」程度の認識しかなく、上京してから職場やその他の場所で同僚や友人がそれぞれの地元の高校球児たちの熱闘をテレビで視て興奮していても、私は無関心でいるのを不思議に思い、「北海道代表の高校を応援しないのか?」と問われれば、「どうせ初戦で敗退するさ。まあ、良くて二回戦かな?三回戦まで行けば奇跡だよ。それ以上は期待しないことにしている」と冷淡な反応をして、高校球児たちのプレーに熱くなっている皆を、シラケさせてしまったこと数知れず……。

だから2004年の夏の甲子園大会で駒大苫小牧(駒澤大学附属苫小牧高等学校)が、春、夏を通じて北海道代表として初の優勝を遂げた時に、周りの友人たちが「おめでとう!よかったじゃないか!!」と祝ってくれた時も 「何それ? 何の冗談だ?!」 という感じでにわかには信じられないでいました。

明日へ続く

posted by 管理人 at 07:00| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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